2010年6月 Diary
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基本まったり更新です。
6月30日(水)
text+1
textの『猛獣の飼い方10の基本』にひとつ追加。
R-18。そして例によってただヤってるだけです(身も蓋もない)






うおぉぉぉ!!速達(ゆう○ック)で届きました!!マジで嬉しいありがとう友よ!そしてなにより素晴らしい本を出してくださった皆様ありがとうございます!!……クールダウンしますね。はい。
基本チキンなんで素晴らしきご本に対してしょうもない感想とか送るの無理!ってタイプなんですが今回は送るよ!匿名で!(おい)…ちっとも興奮が収まらないので読みに戻ります。本当にありがとうございます。(←ここで言っても仕方ないだろうが)



超短文7題8−1 花


「…なに?」
「いや、」
「言いたいことがあるならはっきり言ったら?」
「……あー」

微妙な表情のまま視線を泳がせる静雄に、臨也は思いっきり眉間に皺を寄せる。

「一応言っておくけど、別に俺の趣味じゃないからその辺誤解しないでよ。ああ、腹立つなぁ」
「…それ、どうしたんだ?」
「貰ったの」
「誰に」
「この前仕事請けた相手。今日終わったから報告に言ったんだけどさ。結構古い知り合いだけど、いつもいつも厭味ったらしいんだよまったく」

一抱えもあるきれいにラッピングされたかすみ草だけの花束に埋もれて臨也が唸るように言った。
その花の花言葉を知らず首を傾げた静雄だが、なんとなく、臨也とその花が似合わないことだけはわかった。



※かすみ草の花言葉:感謝、切なる喜び、清い心。清い心(笑)
8はちと難しいのばかりなので↑みたいな小ネタ以下のになりそうです…

6月29日(火)
text+1
textにSSをひとつ追加。
淫夢(というより悪夢)を見てうろたえるシズちゃんの話。短いです。

とりあえず、明日、明後日は『猛獣』続投になります。いい加減終わらせときたいのですみません。






リクエスト締め切りました。ありがとうございました!

どうにもCSSの記述が直せない…。なんか変なんだけど、どこで間違えたかよく分からないんですよね。そのつど修正しているせいで逆にどこが間違いなのかもうよく分からない有様。htmlの方はうっかり閉じ忘れるのはしょっちゅうですので無問題(いやあるだろ)うっかり閉じるのが多いのもよくあるので見つけ次第削除。でも直んないんですよねぇ…近いうちに改装するからもういいか(投げた)



超短文7題7−7 ありがとう


ずっとずっと、焦がれてやまなかった存在がようやく俺の存在に気がついた。
顔を上げて、俺を見て。
見開いた、その色素の薄い茶色の目が俺を映す。
彼が俺を視界に映しているという事実に、不覚にも胸が詰まった。

「久しぶり、シズちゃん」

ああ泣きそうだ。
そう思いながら目を細めて笑う。

「…いざや、か?」

微かに震える声で問われて、その低くなった声を知る。

「うん。ただいま、シズちゃん」

差し出した手はみっともなく震えていて、でもその手に触れたシズちゃんのそれも同じくらい震えていた。

ようやく会えた。
そして、ちゃんと待っていてくれた。

当然だと思うその傍らで、同じくらい彼に“待っていてくれてありがとう”と伝えたかった。



※『猛獣』設定。昨日の小ネタの臨也視点。
ぐだぐだですが雰囲気だけでも感じていただければ幸い。

6月28日(月)
text+1
textにSSをひとつ追加。
イザシズです。通常仕様のはずなのに甘いです。でもどっちかというと小話です。






リクエストくださった方々、ありがとうございます!
お返事はリクエスト締め切り後にまとめてさせていただきますのでもうしばらくお待ちください。

シティでお買い物をお願いした友人が帰宅したようなので、早く送れと念じてました。シズイザとイザシズだけでなく帝臨と四木臨GETの報を貰ったので今から楽しみだ〜。これで半端ないスケジュールをなんとか乗り切ってみせるよ!…あ、書店通販も注文せねば。



超短文7題7−6 この手を取って

その姿を目にした瞬間に、他の一切がどうでも良くなった。
艶やかな漆黒の髪、きれいに整った顔立ち。
何よりも鮮やかに記憶に残る、赤の強い特徴的な色の瞳。
一目見ただけで分かる。
新羅の隣の人物は、ずっとずっと焦がれてやまなかった相手だった。

「久しぶり、シズちゃん」

そいつが、目を細めて嬉しそうに笑う。
心臓が、どくりと高く鼓動を刻む。

「…いざや、か?」

確信しているのに問いかけたのは、これが夢だったらという僅かな恐怖から。

「うん。ただいま、シズちゃん」

そう言って差し出された手に。
俺は震える手を伸ばした。


※『猛獣』設定。高校にて再会した時のこと。

6月27日(日)
text+1
textの『珍獣の飼い方10の基本』にひとつ追加。
ちっちゃい臨也をほぼ無意識に甘やかすシズちゃん。…自分で書いてなんだけど、それでいいのか?






拍手お返事(心当たりのある方は反転してどうぞ)
>「いつも楽しく〜」の方
応援ありがとうございます。頑張ります。『猛獣』、気に入っていただけたようで嬉しいです。後二個でお題は終わりですが、これからもちょこちょこ短編でやっていくつもりです。拍手はたぶん7月の3週目付近(早くても10日以降)になると思います。楽しみにしていただいているのに間が開いてしまい申し訳ございません。なるべく早く上げられるよう頑張ります!ありがとうございました!




超短文7題7−5 これってある意味崖っぷち?

「その手を離せ」

深く、低い、酷く響く声だった。
視線の先――シズちゃんが怒りを隠さぬ瞳でこちらを睨みつけている。
平均的より薄い色素で色づけられたブラウンの瞳。なぜか、それを鮮烈な赤だと錯覚した。
それほどに強い眼光だった。

「もう一度だけ言う」

いつもの怒鳴り散らす声ではなく、いっそ静かですらあるのに、他者を圧する声。

「その手を離せ」

俺の視界から消え失せろ、いますぐに。じゃねぇと――
一歩も動くことなく、淡々と紡がれる言葉。
強大な牙を持つ獣が、今まさに飛び掛らんとするような威圧感。
初めて見る種の怒り方をするシズちゃんに、俺まで完全に動きを封じられていた。
当然、彼に一切耐性のない男は耐え切れるはずもなく、俺の手を離して慌ててアクセルを踏み込んだ。
車が遠ざかっていく。
連日の過密スケジュールで酷使した身体は疲れ切っていたから、正直ほっとした。
でも、これで終わりじゃない。ある意味では、これからの状況の方が危険度は高い。
覚悟を決めて、息を吐き出しながら改めてシズちゃんに視線を向けた。
予想通り、鋭く冷たい視線が俺を真っ直ぐ睨みつけている。

「…えっと…あのね、シズちゃん」

無言の圧力に押されつつ絞り出すように言葉を発すれば、視線だけで応じてきた。
促すそれに、言葉を続ける。

「あれは、その、俺の取引相手の一人でね…ええ、と…」

引き攣りそうになりながらも辛うじて笑顔で対応してみたが、彼の視線の温度は変わらない。
そりゃまあ、あからさまな浮気現場だったもんね。俺も動揺しまくりだし、誤魔化すのは無理か…。
困ったなと視線を逸らそうとしたら、大股で近づいてきたシズちゃんにぐいっと腕を掴まれた。

「言い訳は後でたっぷりさせてやるが、まずは――」

耳元で囁かれた物騒な台詞に、一気に青くなった。
が、逃げようにもがっちりと押さえられた腕はすでにミシミシと嫌な音を立てている。下手を打てばこのままボキリ、だろう。
ついて来いと促す声に抗えぬまま、俺は引き摺られるようにして歩き出すしかなかった。


※浮気現場を見られちゃったよ、な小ネタ。

6月26日(土)
text+1
textにSSをひとつ追加。
行き倒れを拾ってしまった臨也さんの話。






コメントくださった方ありがとうございます。お返事は後日改めて。
現実逃避でアニでゅら見てました。…もう終わりなんですね。寂しいなぁ…



超短文7題7−3 だから言ったじゃん?

「シズちゃんと付き合うことになった」

そう報告してきた情報屋に、新羅はほんの一瞬だけ動きを止めて「そうかいおめでとう」と祝辞を述べた。

「…ちっともおめでたくないし最悪に迷惑なんですけど?」
「………。あれ?ひょっとして静雄から聞いたのかい?」
「ああ聞いたよ。君がそもそもの発端なんだってね」

にっこり笑った臨也だが、目は笑っていない。
コートのポケットに手を突っ込んだままなことに、新羅はあ、これはマズイかなと内心焦った。

「あ、いや、でもさ」
「なに?弁解したいっていうならとりあえず旧友の誼で10秒だけ待ってあげるからさっさと言ったら?」
「…はは、本気みたいだね…」
「当たり前だ。あと6秒」
「…うん、でもさ。俺、言ったよね?」
「なにが……ッ」

ぐっと後ろから引き寄せられて、臨也が言葉を詰まらせる。

「げ…なんで、シズちゃんがいるのさ!?」
「ああ?俺が居ちゃあ悪いのかよ?」
「そうじゃなくってッ…ッ!どこ触ってんだよッ」

背後の静雄に文句を言うが、静雄は気にした様子もなく臨也を抱き締めてそこかしこに触れていた。

「ひとの家でそういうことはしないで欲しいんだけどね…」
「じゃあこの馬鹿止めろよ!!」
「無理」

涙目で怒鳴る臨也にきっぱり言い切って。
新羅は何か飲むものでも入れるかとキッチンへ向かう。
後ろから臨也の悲鳴じみた罵声が上がるが、振り返る気はない。

「だから言ったのにね」

静雄は昔っから君に惚れてるんだから、下手なちょっかいはかけない方が良いよって。
そんな呟きを零して、新羅はやれやれと息を吐いた。
必死に静雄の腕から逃れようとしている臨也の耳には当然聞こえていなかった。


※シズ→イザ。相談されてアドバイスしちゃった新羅とおかげで追い回されて付き合う羽目になった臨也さん。

6月25日(金)
text+1
textにSSをひとつ追加。
かなりぐだぐだ。途中で放り投げた感が強いです。ごめんなさい。でも上げる。あえて恥を晒すよ。






週末休みなしだってさ…もう愚痴る気力もないぜ…。励ましコメントありがとうございます。がんば、る…ます(何)



超短文7題7−2 ありえねぇ…
※オリキャラ注意。

「お前一度死ねばいいよホント!」

電話越しの相手に本気で怒鳴る。
そんな臨也を嗤うように、ひどく軽い言葉が返った。

『いいじゃないですか。彼氏に可愛がってもらえば』
「死ねっ、マジ死ね!クソ餓鬼!!餓鬼の悪戯で済むレベルじゃねぇぞコレッ!」
『ははは、素に戻ってますよ折原さん』

怒鳴り散らす傍ら、別の携帯を操作し静雄の居所を把握する。
今帰って来られては拙い。本気で拙い。
とりあえずまだ仕事が終わっていないことを確認し一時の安堵を得た臨也に、電話相手はくくっと低く笑った。
明らかに楽しんでいる。

『じゃ……あ、そうそう』
「何?早く言わないと今すぐ殺しにいくよ!?」
『怖いなあ。その薬の効果、一週間ぐらい続くんでよろしく!』
「死ね!!っていうか殺す!!遺書でも書いとけッ!!」
『あははは〜、じゃあ俺今から旅に出ますんで〜』
「〜〜ッッ!!!」

声にならない。
最悪の悪戯を仕出かしてくれた旧知の薬屋に、脳内でありったけの呪いの言葉を叩きつける。
もはや電子音を発するだけの携帯を忌々しげに睨み、次いで大きく溜息をついた。
そして、改めて自分の姿を見下ろす。

「ありえねぇ…どうすんのさ、これ」

華奢になった身体と、申し訳程度に羽織ったシャツを押し上げる二つのふくらみ。
まさか『女体化』などというファンタジーを体験する羽目になるとは。と、嘆く。
幼馴染とこの姿で会うのはなんとも言えず危険な気がして、臨也は頭が痛いなと呻いた。


※『猛獣』設定で女体化。でもシズちゃんとは出会わせないで強制終了。

6月24日(木)
text+1
textにSSをひとつ追加。
うだうだ悩むシズ⇔イザに相談される新羅さんの話。






すでに息切れ…。…あと、あと何日あるんですか…がくり…
DVD5巻が発売日に到着!(あいかわらずいい仕事しますねア○ゾンさん!)本編は後でじっくり見るとして、とりあえずシズちゃんのプロフと外伝小説を見る…。ドタチンらぁぶ!俺はドタチンが好きだ!愛してる!!……ちょっとクールダウンしたいと思います。
シズちゃんのプロフはほぼ予想通りでした。やっぱり子供舌なんですねぇ。あとお前らお互い意識しすぎだろ、と腐視点でなくても呆れる嫌いなもののこと。誕生日が分かったのでどっかでハピバSSやろう。来年まででゅらやってる保証はないからやっとく。

リクエストありがとうございます!
そう言えばやったことなかったなぁと思うネタが結構あって、話を考えるだけで楽しいです。…惜しむらくは書く時間が当分ないことです…はあ…
時間がかかるかもしれませんが気長にお待ちいただけると嬉しいです!本当にありがとうございます!



超短文7題7−1 もういいよ

「ねえねえ新羅」
「………なんだい臨也くん」
「…なんで君付けなのか気になるけど、まあいいや。それよりさ」
「気にしようよ。っていうか、さっきから僕が言ってること聞いてたのかな君は?」
「気にしないし聞く気ない。それより、これなんだけどさ」

あくまでマイペースを貫く最悪の友人は、そう言って雑誌を見せてくる。
彼は朝一番に新羅の家にやって来て居座った挙句、静雄の誕生日プレゼントを何にするべきかなどという、新羅にとってみればどうでもいいことを延々訊いてくるのだ。
途中までは仲のいい友人へのプレゼントと聞いて自ら協力を名乗り出たセルティと話し合っていたのだが、その彼女が仕事に出かけてしまってからはずっとこの調子で新羅に話しかけている。

「臨也、君はそれを僕に相談してどうする気だい?」
「だってさ、俺シズちゃんにプレゼントとか毎年してるしさぁ、たまにはいつもと違うもの送りたいんだよ。今日は仕事ないんでしょ?暇なんだから、一緒に考えてよ」

そう言い切った顔は微塵も新羅の迷惑など考えていない。

「……。…ねえ臨也。もう一度だけ言うからよく聞いてくれ」
「えー…聞いてもいいけどさ、それに従う義理って俺にはないよね?」
「……………もういいよ」

臨也を言うこと聞かせようと思った俺が馬鹿だったよ。
そう言った新羅の表情は呆れと疲れが如実に表れていた。


※たぶん『猛獣』設定。シズちゃんへの誕生日プレゼントで悩むうざやさん、に振り回される新羅。

6月23日(水)
text+1
textに『珍獣の飼い方10の基本』の一個目を追加。
イントロ部分のみです。ちっちゃくなった臨也とその保護者なシズちゃんの話。趣味全開でお送りします。…あ、いつものことか。






今日(正確には昨日)も脳みそと体力の限界に挑んでました。これが末日(というか7月頭)まで続くとかありえないんですけど…誰さこんなスケジュール組んだの。
励ましコメントと7000hitありがとうございます!心の支えになってます!明日も頑張ります!!

リクエストくださった方ありがとうございます!小心者で内心ドキドキだったので、マジで小躍りして喜んでます(我ながらキモイ…
時間がかかるかもしれませんが気長にお待ちいただけると嬉しいです。



超短文7題7−4 もう降参
※ある種の吸血鬼パロ。


「シズちゃんおなか減った」

そう言って後ろから抱きついてくる生き物に、俺は溜息をついた。

「手前、一昨日も食っただろうが」
「だって昨日働いたもん。ちゃーんとシズちゃんのお仕事手伝ったのにご褒美くれないとか酷くない?」

背中に懐いたままむくれる臨也は、とても昨日『仕事』で片付けた生き物と同種とは思えない。
だが、曲がりなりにもこれは人の生血を啜って生きる怪物なのだ。元人間であっても発症した以上は自分の殺すべき対象なのだ。
それが分かっているのにいまだに手元に置いて監視するだけでいる理由など、たぶん臨也はとうに理解している。

「ねーシズちゃんってば」
「煩ぇうぜぇ黙れ」
「ひっどいなぁ」

くすくすと笑って首筋にそっと舌を這わして催促された。
耳元でちょうだいとねだる声は甘い。

――ああ、クソッ!!

苛立ち混じりに艶やかな黒髪を無造作に引っ張って引き寄せて。
痛いと文句を言う唇に噛み付いて。
それから、「少しは我慢を覚えろ」と文句を言いつつ許可を与えた。


※狩人と獲物の奇妙な共存。
前に長編で書こうと思ってラストまで考えたのに結局書かなかった話の断片。

6月22日(火)
text+1
textにSSをひとつ追加。
襲い受シズイザ。むしろ精神的にはイザシズっぽい感じ。R-15…18じゃないと思うので15で、甘くはないです。






ひいひい言いながらノルマをこなしてます…こなしてます、たぶん。どうしようもないので頑張るよ!とにかく頑張る!!
励ましのぱちぱち&コメントありがとうございます!頑張ります!!(今回ほぼそれしか言ってない)

そんなわけで(どんなわけだ?)フリリク企画始めました!
お付き合いいただけると小躍りして喜びます^^
付き合ってやってもいいぜという心優しいお方をお待ちしております!詳細は企画ページへどうぞ!(テンションが変ですみません)



超短文7題6−7 帰路

「あれ?静かだと思ったら寝てるんだ?」
「そうみたいだな」

ふと、静かになったことを不思議に思って見れば、静雄と臨也はお互いに凭れて眠っていた。
帰りの飛行機の中、隣に座っていちゃいちゃする(新羅にはそう見えた)二人に呆れて放置して。
そのほんの十数分後のことだった。

「あの後はずっとはしゃいでいたからな」
「…確かに疲れててもおかしくはないか」

二人の間でどんな話し合いをしたのかはわからない。
ただ、すっかり落ち着いて普段のペースに戻った臨也を連れてきた静雄に「ありがとな」と礼を言われて。
以降の日程は滞りなく…かどうかは微妙だが概ねなんの問題もなく終了した。

「何とかなったみたいで良かったねぇ」
「…そうだな」
「何かな?門田くんとしては複雑?」

お父さんも大変だねぇ。
と笑う新羅に、門田は眉間に皺を寄せたまますごく嫌そうな顔をした。

「…これで少しは落ち着けばいいがな」
「どうだろうね、あの二人だし。……結局、静雄は訊いたのかな」
「さあな。わだかまりはなくなったみたいだから別にどうでもいいだろうよ」

視線の先の二人は手を繋いだままで。
その恋人繋ぎにますます門田の眉間の皺が寄る。
それを見てくすりと笑ってから、新羅は愛しの妖精に再会できる喜びと期待に浸ることにした。


※修学旅行編8。これでお終い。

6月21日(月)
text+1
textにSSをひとつ追加。
シズイザ。惚気は聞きたくないよという話。






今週から始まる地獄の月末戦争に泣きそうです…。昼間だけとはいえ…ちょっと遠い目をして現実逃避とかしたくなるんですが、頑張ります。でも来月も決して暇じゃないという……いじめ?…そろそろ企画始めたいなぁ…(現実逃避)



超短文7題6−6 体温

「…ッ」
「臨也」
「ちょ、ドタチンッ!?」

一気に緊張した背中を押して、門田は「ちゃんと話し合えよ」と言い残して去っていく。
焦って呼びかけても振り返りもせず手を振られただけだった。

「………」
「………」
「…あ、あのさ」

とにかく何か話さねばという強迫観念の下、臨也が口を開く。

「ええと、あの…さ…俺、」
「悪かった」
「え…?」

ぎゅうっと抱き締められて、臨也はその温もりに戸惑う。

「お前を不安にさせた」
「あ、や…勝手に嫉妬して怒った俺も、悪いし」

静雄の腕の中は暖かくて。
その体温の心地よさに、臨也は戸惑いながらも抱き返す。

「あのね、シズちゃん、俺ね…シズちゃんに話したいことがあるんだ」

意を決して、告げた。
そうか。と静雄が呟いて、抱き締める腕に力が込められる。

「俺も、手前に聞きたいことがある」
「うん」
「話したくねぇなら話さなくてもいいって言ってやりたいけど、無理だ」
「…シズちゃん?」
「なあ臨也。俺はお前のことが知りたい。だから、教えてくれ」

懇願の響きが耳を打って。
臨也はうんと小さく頷いた。


※修学旅行編7。あといっこで終わります。

6月20日(日)
text+1
textにSSをひとつ追加。
子シズでシズイザシズ。とりあえず臨也はデレ全開です。






アニメ22話ようやく見ました。セルティかわいい新羅もかわいい杏里ちゃんかわいい!あ、シズちゃんは言うまでもなくかわいかったです。いや、あの状態で歩いて新羅んち行くんだからすごい。…臨也さんはまあ…いつも通りでしたね。もうすぐ例のアレですね。終わっちゃうのは寂しいけど楽しみだw
そういえば携帯版サイト開通しました。トップページからどうぞ。内容は基本的にPC版と同じですが、更新はある程度まとまってからになります。
フレームも擬似フレームも好きなんですが携帯で見るとすっごい崩れるのが難点なんですよね…。あーサイト改装したい(現実逃避)



超短文7題6−5 空耳

「…困ったねぇ」
「………ああ」

お互い意識しすぎているとしか言いようがない。
ちらちらと盗み見合って、目が合うたびに慌てて反らし目が合わないと落胆する。
そんなことを繰り返す静雄と臨也を見て、新羅と門田はいい加減にしろよと言いたくなった。だが、外野が何をどう言ったところで、結局当事者たちがどうにかするしかない。
それが分かっているから、二人とももう何度目かも分からない溜息をつくしかないのだった。





「ドタチン待ってよ」

重苦しい沈黙に耐えかねて離れた場所へ移動した門田を追って、臨也が声をかけてくる。
それを見て、門田は大きく息を吐き出して咎める口調で名を呼んだ。

「臨也」
「…分かってるよ」
「ならいいけどな」
「ごめん」

困ったな。分かってるんだけどね。と口にする臨也は、どうやら相当参っているらしい。
はふ、と息を吐いて眉を下げて俯いた。

「なんか、」
「?」
「シズちゃん不足で死にそう」
「…そうかよ」
「…どう言えばいいかなぁ。謝るのはともかくさ、シズちゃん最近俺のこと――」

「おい、臨也」

臨也の言葉を遮るように、彼の後ろから声がかけられた。
その声に口を開いたまま動きを止めていた臨也が、ゆるゆると力を抜いて首を振る。

「…ドタチン、俺、ついに幻聴が聞こえるようになっちゃったみたいだ」
「あー…いや、幻聴じゃないと思うぞ?」

ほら、と後ろを示されて、臨也は恐る恐る振り返る。
そこには、気になって仕方なかった静雄の姿があった。


※修学旅行編6。まだ続きます。

6月19日(土)
text+2 …さらに+1
textにSSをふたつ追加。
ひとつはシズイザでもうひとつは帝臨帝です。
…余裕があればイザシズも更新したい…

イザシズも更新しました。でも小ネタに近いです。






拍手お返事。(お心当たりのある方は反転してご覧下さい。)
>「タイトルの〜」の方。
昨日もいいましたがもう一度改めて、ご指摘ありがとうございました。そういう報告はとても助かります。いや、まったく気付かなくてお恥ずかしい限りです。また何か気付いた点などありましたらこそっと教えてください(他力本願)メモで言ってた行き詰ってたという話は無事書き上がりました。順番に上げていくので少しお待ちくださいね。本当にありがとうございました!
>「シズちゃんの〜」の方
励ましぱちぱちありがとうございます。大体月末は忙しいのが普通ですので仕方ないと割り切って頑張ります!アホな話書いてるなあと自分で思います。少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。企画の方は頓挫しそうで怖いのでもう少し落ち着いたら報告します。拍手ありがとうございました。

たくさんのぱちぱちありがとうございました!



超短文7題6−4 秘密 A

しばらく静雄から事情を聞いて、新羅は「全面的にとは言わないけど、それって臨也が悪いんじゃないかなぁ」と感想を述べた。
ただの嫉妬だ。馬鹿らしい。そう結論付ける。
困ったように笑った静雄は、溜息をついた。

「なあ、新羅」
「なんだい?」
「臨也が中学の頃男と付き合ってたって話、知ってるか?」
「……あー…誰から聞いたのかは、まあなんとなく分かるけどね」

臨也には敵が多い。うまく立ち回るせいで表立った騒ぎこそ少ないが、たぶん恨んでいる人間は相当な数いるはずだ。
その中の誰かに臨也の過去を知る人間がいて、静雄に(どういう意図かは知らないが)話していても不思議はないだろう。

「臨也には聞いたの?」
「いや…聞いてない。俺が聞いたってこと」
「秘密にしておくよ」
「悪い」
「別にいいよ。君たちが下手にもめると大変なのは僕たちだからね」
「………」

答えを求める視線に、新羅は天を仰ぐ。
せっかくの快晴だというのに、なんでこんな重い話をしなければならないのか。

「臨也が中学の時に男と付き合ってたのは本当だよ。まあ興味本位だったみたいでどこまでの関係だったかは知らないけど」
「………そうか」
「…それとこの喧嘩、関係あるのかい?」
「…臨也が」
「?」
「触る時に妙に怖がってるみたいに感じる時があるんだよ。わかんねぇけど、こう…怯えるみたいな感じで」
「………」

…接触を怖がる、か。
新羅は臨也の過去に何かあったのかすら知らない。
だが、静雄がそう思うならたぶんなにかあるのだろうとは思った。

「僕は知らない。たぶん、本当のところは臨也以外知らないと思うよ」
「…だよな」
「で?」
「…最近、あまり俺からはあいつに触らないようにしてたんだけど」

納得がいった。つまり、臨也の嫉妬の大本の原因は欲求不満だ。
新羅は今はここにいない友人に呆れる。(そして、互いの家に泊まるほどなのに実は何の進展もなかったらしい二人にも呆れた。)

「まあ聞かれたことは秘密にしておくけどね?だけど、ちゃんとその辺も解決したほうがいいと思うよ?」
「…分かってる」

答えて重い溜息をついた静雄に、新羅もつられて溜息をついた。


※修学旅行編5。新羅とシズちゃん。まだ続きます。

6月18日(金)
text+1
textにSSひとつ追加。
『猛獣の飼い方10の基本』設定。






なにこのスケジュール…みたいな状態です。忙しいのに脳内シズイザ大活躍…で、書きたい文章書きたい!と駄々こねたい気分です。ちゃんとノルマはこなします。頑張ります。…とりあえず忘れる前にメモだけでもせねば…。
拍手お返事はちょっとお待ちください。ごめんなさい。取り急ぎ、間違ってた箇所教えてくださった方、ありがとうございます!
ぱちぱちとレス不要でコメ下さった方もありがとうございます!励みになります!



超短文7題6−4 秘密 @

「俺だって分かってるんだ。シズちゃんにそんなつもりなかったってことぐらい…」
「………」
「シズちゃんが人の好意に慣れてないのも分かってるし、優しいからなかなか断れないのだって分かってる」
「………」

無言で頭を撫でられて、臨也は少し困ったように笑った。
その顔を見るたびに別れてしまえと言う門田に、臨也はいつも絶対に嫌だと答える。
今回も既にその会話はされた後で、門田は小さく溜息をつきつつ甘やかすだけだ。



「…ドタチン、あのさ」
「なんだ」
「シズちゃんには秘密にして欲しいんだけど…」
「静雄に?」
「うん。…ドタチンになら話してもいいかな、って思ってさ」
「聞くだけだぞ」
「うん」

それで充分だよ。と言った臨也が重い溜息をついて下を向く。

「俺、中学の頃男と付き合ったことあるんだ」
「………」

これは意外だった。
静雄と付き合うまで臨也はどちらかというと恋愛沙汰には興味がないように見えただけに。

「ちょっと興味があって付き合ってみただけなんだけど……シズちゃん気にするかな…」

困ったなぁ。と呟く臨也は別に門田に相談しているわけではないのだろう。
ただ自分の中にあるものを整理したいだけで、聞き手に自分を選んだのは一番適任(誰にも話さず余計なことを言わないという意味で)だと判断したからだろう。
あるいはそのことで静雄と何かあったのかもしれないが、臨也が口にしない以上は見ていることしかできない。
そう結論付けて、門田は苦い思いで臨也を見る。
言いたいことはたくさん(主に過去の行状について)あった。だが、言ってもどうしようもないことも知っていた。
だから、いつもと同じことを言うだけだ。

「もし別れることになったら慰めるくらいはしてやるぞ」
「…別れないよ」

ぷう、と小さな子供のように頬を膨らませる臨也に笑って。
門田は、「ドタチンのばか」と文句を言う同級生の気が済むまで大人しく付き合ってやることにした。


※修学旅行編4。保護者なドタチンと。…続きます。

6月17日(木)
text+1
textにSSひとつ追加。
シズイザ(シズ→イザ)でR-18。無理やりなので注意です。






もうすぐ5000hitに届きそうです。ご訪問ありがとうございます。基本、統合移転前のサイトから企画とかしないものぐさ人間なのですが、今回はなにかしようかなと画策中です。なにか本当にやってたら生温い目で見守ってやって下さい。そして、気が向いたらお付き合いしてやって下さい。…なんにせよ予定は未定なのです。



超短文7題6−3 対価

「っ、シズちゃんの馬鹿!大っ嫌いだ!!」

ばしんと派手な音を立てた静雄の頬に、うわ、と新羅が呟く。
痛そうだと顔を顰めた門田が走り去った臨也を視線で追い、溜息をつく。
それから新羅に視線を向けると頷かれた。

「俺はこっちで事情を聞くからさ、君は臨也をよろしく」

ああと応えを返し、門田は臨也の後を追って走り出し。
それを見送った新羅はやれやれと首を振って、静雄に近づいた。

「大丈夫?」
「ああ。別に」
「そっちじゃなくて、こっち」

とん、と胸を指で突かれて、静雄は困ったような顔をする。

「何があったの?」
「あ…いや、ちょっとな…」

ますます困ったようなしょげた犬のような顔になった。
(どうせ大したことではないのだろうけど)
そう思うが、些細なことから拗れてどうしようもなくなるのがこの二人だと新羅はよく知っている。
彼らが付き合い始めるまでの騒動は正直思い出したくもない。

「とにかく、拗れたら嫌だろう?話してみなよ」

少し迷った後こくりと頷く相手を見ながら、新羅は(さて、この対価はやはり臨也に払ってもらうべきかな)と考えた。


※修学旅行編3。この二人なので喧嘩は付き物。続きます。

6月16日(水)
text+1
textにSSひとつ追加。
痴話喧嘩する話。途中放棄してたやつなのでかなりぐだぐだです。






明日辺りから忙しくなりそうなので執筆時間が減るのが悲しいです。書きたいことはいっぱいあるんだ。妄想が溢れてるんだ。でもやるべきことも一杯あって待っちゃくれないのです。…がくり。



超短文7題6−2 徒歩

「あ、シズちゃんシズちゃん、あれなんだろ?」
「どれだ?」
「あれあれ」

自由行動中。
臨也は絶好調にフリーダムだ。すぐにふらふらと何処かへ行ってしまう臨也について歩く静雄は気が気でない様子で。
グループ行動なので他2名も行動を共にしているが、すでに溜息をつく気力すらない。

「臨也ってなんであんなに元気なんだろうねえ(本当は分かるけど口にしたくない)」
「………さあな(なんとなく不快なので分かるが口にしたくない)」

静雄の隣をうきうきと歩く臨也はご機嫌そのもの。
安上がりで良いというべきか、単純すぎると嘆くべきか。
修学旅行を新婚旅行と勘違いしてるんじゃないかと言いたくなる彼に。
やれやれと二人は首を振った。


※修学旅行編2。続きます。

6月15日(火)
text+1
textの『猛獣の飼い方10の基本』にSSひとつ追加。
小言を言うつもりが結局…という感じの臨也さんの話。






ぱちぱちとコメありがとうございます。
そういえば、4000hitありがとうございました。好き勝手に書いてるアレなサイトですが、よろしければこれからもまた暇な時にでも覗いてやって下さい。

拍手お返事(お心当たりのある方は反転してご覧下さい。)
>拍手お礼の〜の方。
励ましのお言葉ありがとうございます。気に入っていただけるものがあったようでほっとしました。連作は一応お題分の全10話で完結する予定です。次の更新は少し先になってしまうと思いますが気長にお待ちいただけますと嬉しいです。




超短文7題6−1 出発

「…臨也は?」
「まだ見てないが…」
「早くしないと置いてかれちゃうかもしれないのに。…まさか臨也に限って集合時間間違えたとかないよねえ」
「…そう言えば静雄も来てないな」
「そういえばそうだね」
「「あ」」

慌しく走ってくる二人に、新羅と門田はほっとした表情を浮かべる。が、それもすぐに呆れたものに変わった。

「シズちゃんが悪いんだよ!起きろって言ってるのにいつまでも起きないから!!」
「手前のせいで二度寝しちまったんだろうが!!」

どうやら昨日はどちらかの家に泊まったらしい。仲の良いことだ。
挨拶もそこそこにまだ言い合っている二人は煩いことこの上ない。
門田は大げさに溜息をつき、新羅は(自分はこれから数日セルティに会えないというのにこのバカップルどもは!)と腹を立てる。

「いいから二人共とりあえずこっち来てよ!もうすぐ出発だから!!」
「おう新羅…わりぃな」
「ほら行くぞ臨也」
「分かってるよドタチンってば。俺子供じゃないよ」

出発前からこの騒ぎ。
修学旅行はこの段階で既に波乱の予感を感じさせた。


※お付き合いしてる設定で来神時代。修学旅行編。 お題の趣旨(3分以内に書ける短い文章)から反れますが続きます。

6月14日(月)
web拍手+5
web拍手差し替え。今回は5つ。
連作5、6話目とシズイザと黒猫設定とイザシズです。
過去のものはmainのclaplogに移動しました。そしてこっそり黒猫パラレルの設定も追加。今回新羅のひとり語りでざっくり大まかな設定を語ってもらいました。






めずらしく予定通りに拍手差し替えできました。いつも遅れるからね…たまにはね。予定は未定という言葉が大好きです(最低)
今、西///新先生の人/間シリーズをのんびり読んでます。完結編がさ、4冊同時刊行してたのは知ってたんだけど財布の中身が寂しくて買えなかったんですよね。で、今頃買って読んでます。



超短文7題5−3 仲直り

「…悪かったよ、ごめんね」
「…………」
「シズちゃん、ホント俺が悪かったからこっち向いてよ」
「…………」
「ねえ、許してよ。もうしない…とは言えないけどしないように努力はするからさ」
「…………」

困ったなあと臨也は天を仰ぐ。目に映るのは白い天井だ。
もう一度、下に視線を下ろす。
そこには、ようやく小学校高学年になろうという年齢の子供がいて臨也を無言で睨んでいる。

「だからさ、あれは浮気じゃないんだよ本当に。あの人はただの依頼人。分かるシズちゃん?」
「…ガキ扱いすんな」

やっと聞けた声は不満を如実に表している。
何をとち狂ったのか臨也を好きだと公言して憚らないこの小学生――平和島静雄、9歳。
彼は目下臨也の最大の頭痛の種であり、最愛の『恋人』でもある。

「だってシズちゃんはまだ子供じゃん」
「………」

恨めしそうな視線。
困ったなともう一度心の中で呟いて、臨也はまた謝罪の言葉を口にした。

「ごめんね。大好きだよシズちゃん」
「…次、やったら潰す」

何を?とは訊けず、臨也は冷や汗を垂らして神妙に頷いた。


※年下の彼氏(犯罪ですよ!)このふたりで仲直りとか、どっちかが相当年下じゃないと無理っぽい。

6月13日(日)
text+1
textの『選択課題・ラブラブな二人へ』にSSひとつ追加。
うっかり恋を自覚してしまう臨也さんの話。






拍手お礼頑張り中。あと一個が終わらない…。一応間に合えば日付が変わった頃にでも差し替えておきます。…終わらなければ明日帰ってからになります。
二日連続深夜絵チャは寝不足になりますね。予告(?)どおり途中で原作読んだりしてましたが久々のオリジで楽しかったです。でもずっとシズちゃんとかノミ蟲とかドタチンとか言っててすみませんでした。でも自重しない。



超短文7題5−2 喧嘩

「手前、本気でムカつく野郎だよなあ」
「俺も同感だよ」
「うるせぇ黙れ虫唾が走る!!」
「君こそ黙れよ。いやそれよりいい加減その顔見てるの嫌だから今すぐ死ね」
「「………」」

睨み合う二人。どちらも引く気はないらしい。

「だから俺は犬派だ!!」
「俺だって犬派なんだよ!でもシズちゃんと一緒とか我慢ならないから君が猫派になれば万事解決だろ!!」
「意味わかんねぇこと言ってんじゃねぇ!!」
「ああ俺だってなに言ってんのかもう自分でも分からないね!」

ぎゃあぎゃあとどうでも言いことをお互い叫ぶ。しかもどう考えても臨也の方はムキになっているとしか思えない。

「…君たちふたりとも実は猫系だよね。しかもノラ猫」(※元ノラ猫は警戒心が強くて最初は全然懐きませんが飼い主には犬並みにべったりになりやすいです。経験則ですが)
『何の話だ?』
「気にしなくていいよセルティ。あの二人って仲いいよねってそれだけだから」
『…仲、いいのか?』

PDAにそう打ち込んだセルティの前では、静雄と臨也が各々凶器を振りかざす場面が展開されていた。


※とりあえず喧嘩は外でやりなさい。

6月12日(土)
text+1
textにSSひとつ追加。
『猛獣』設定で、シズちゃんから見た臨也の話。






拍手お礼は今のところ連作2本とシズイザとイザシズを1本ずつと黒猫を予定。…予定…。運がよければ明日か明後日更新できると思います。
今だらだらと企画のでゅら書いてます。1日1個で7日間。企画終了までは10日。長いな…。とりあえず深夜付近は絵チャしてます。



超短文7題5−6 おせっかい

「ねえドタチン」
「なんだ」
「これってどういう状況?」
「静雄に伸された昔馴染みを回収して介抱中、だな」
「ああ、そう」

ワゴン車の中に転がされたまま、ぼんやりとした目で臨也は門田を見上げる。

「…シズちゃんは?」
「俺が預かるって言ったら渋々だが引き下がったぞ」
「そっか」

ふうんと呟いて、それから臨也はにやりと笑った。

「おせっかいだって思われたかもねぇドタチン」
「構わねえよ。俺は俺のしたいようにしただけだ」
「ん。ありがとねドタチン」

打って変わった無防備な笑顔に、本当に仕方ない奴だと門田は小さく笑って答えた。


※notドタイザ。ドタチンは本気でサンクチュアリだと思う。

6月11日(金)
text+1
textにSSひとつ追加。
シズイザですが、どちらかというとシズ→イザ。静雄さんが臨也さんの寝込みを(性的な意味で)襲う話。






現在拍手お礼を考え中。更新は…たぶん、週明けぐらい?
一回ざっと読んで原作に一言。…あんな25歳は嫌です。それとやっぱ夏物コートなんだ。あとは鍋引き摺りすぎ。あ、一言で終わらなかった…。まあいいか。とりあえずシズちゃんとヴァローナが悶えるほど可愛かったです。…でも最後のノミ蟲に全部さらわれた感が強すぎる。



超短文7題5−1 祈り

「シズちゃん、それ取って」
「ほらよ」
「ありがと」
「おう」

仲が良くてなによりだね。
人目も憚らず他人の家でいちゃつく(新羅にはそうとしか見えない)静雄と臨也に、イラっとする。
何があってそうなったのか知らないが、犬猿の仲であるはずの二人がビール片手に連れ立って新羅のマンションを訪れたのは数時間前。
これまた何でそうなったのか知らないが、ソファで隣に座り合った二人は喧嘩するでもなく始終穏やかに会話を続けている。
向かいでそれを見る新羅は最愛の妖精の不在を嘆き、ついでに軽く二人に殺意を覚えた。

「君たち、もう帰ってよ。どっちかの家にでも行って、それで好きなだけいちゃつけばいい」
「…なに言ってんの新羅。俺とシズちゃんがいちゃつくとかキモイこと言わないでよ。なに?ついに沸いたの?」
「まったくだな。こんなノミ蟲といちゃつくなんざ絶対ありえねぇ」

本気で言っているんだから手に負えない。
額に手をやり溜息をつくが、すでに新羅から意識の反れた二人はまた二人の世界に突入している。

――ああもうこの天然バカップルどもさっさと帰れ!っていうかもういっそくたばってしまえ!

新羅は医者にあるまじきことを心の中で結構本気で願った。


※祈りじゃなくて願望ですね。バカップルとか言われてますがこの二人は付き合ってません。
シズちゃんと臨也が係わってお題が祈りとか…シリアスにしかならないんだよ。小ネタじゃできない。

6月10日(木)
text+2
textにSSふたつ追加。
ひとつはシズイザで臨也さんが無自覚に惚気てる話。もうひとつは『猛獣』設定でぬるいR-18イザシズ。そういえばリバなんだよなって思い出して勢いで書いたヤツです。とりあえずこのふたりなんで甘めですが、別に幼馴染だってことさえ念頭においておけば『猛獣』設定である必要さえないただのえろです。






今週末は参加してる企画の方で絵茶してきます。そして原作新刊も読む!むしろ新刊を読む!…途中で落ちたら本に集中してると思ってください。(私信)
今やってるのが前後編で薄暗い話なもんで、ちと書くほうは停滞中。えろの途中で我に返ると続きが書けないんですよ。



超短文7題5−7 飢える

「ねえ、臨也」
「なに?」
「…これさあ、さすがにやばいと思うよ」

これ、と指された傷に、臨也は苦笑するだけだ。

「とは言ってもねえ」
「…僕から静雄に言おうか?」
「いいよ別に」

でも、と声を上げようとして、結局新羅は何も言わずに手当てに戻った。

「…痛くないの?」
「痛いよ?痛覚は正常だからね」
「………」

無言で黙々と手当てをする新羅の葛藤を感じて、臨也は困ったように笑った。
別に大したことじゃないんだよ、新羅。
そう言ってもよかったが、言えば余計に苛つかせるだけだろう。
だから、臨也は何も言わずに黙るしかないのだ。





新羅のマンションから出て少し歩く。
しばらく行くと、見知った人影が臨也の行く手を遮るように現れた。

「やあ、シズちゃん」

今朝ぶりだねと挨拶すれば、静雄は目を細め手を伸ばした。
腕を掴まれ引き寄せられて、白い包帯に覆われた首の、その更に上――喉に歯を立てられる。
すぐに鉄臭さが鼻をつく。

――また新羅に怒られるなぁ。

飢えた獣さながらのそれに苦笑して、臨也は目を閉じた。


※今書いてる話からもれたのでここで。

6月9日(水)
text+1
textにSSひとつ追加。
途中で力尽きてぐだぐだ感いっぱいです。思いつきで書くとこうなるんだってわかってるのにね…






A/P/Hはもう少しで終わりそうです。もちょっと練りたいが時間がない。でゅらも平行作業中。こっちは通常静雄+『猛獣』臨也という超俺得なやつ。企画だからできるごり押し!…トリップネタも好きなんだ。ごめん。
通常の方が滞ってるのでそろそろ終わらせたいなぁ…。早く休みになぁれ。



超短文7題5−4 信頼

「シズちゃんシズちゃん」
「あ?」
「目瞑って」
「?…おう」

ちゅ。

「「………」」

その光景を見ていた新羅と門田が唖然とする。
見慣れているといえば見慣れているが唐突にやられればそうなるのも仕方ない…と言いたいが、唖然とした原因はそんなものではない。

「もういいよー」
「いいのか?」
「ん。満足した」
「そうか」

抱き寄せるために伸ばされた手に自分から飛び込む臨也。
それを抱きとめ、静雄は満足そうな顔で今度は自分からもキスする。

「あー…静雄って毎度毎度懲りないよねぇ」
「…知らぬが仏、か?」

手先の器用な――というかもう神業の域だ――臨也の手で静雄の髪にちょこんと居座るピンクの髪留め。
それに静雄が気付くのはいつのことか。
せっかく信頼されているのにそれを台無しにする臨也の行動に、残る二人は盛大に溜息をついた。


※『猛獣』設定で来神時代。そんな悪戯ばかりしてるから数年後には必ずワンアクションごと一度は警戒されるはめになるんですよ、という話。

6月8日(火)
text+1
textにSSひとつ追加。
昨日のSSの後日談。プチ監禁ごっこ中。






明日…じゃなくて本日は帰る時間が不確定なので深夜更新。
企画のギ//スSSは書き終わり。あとはA/P/Hだ。ノルマはそれで達成だ。…でもでゅらもやっていいよってゆわれた。もちろんやる。
そういえば、いつの間にか3000hit越してたらしいです。っていうか、もうすぐ4000…?ご訪問感謝です!もし5000越すまで続いてたら何か企画でもやりたいと思いますが…まあ予定は未定。じゃ寝てきます〜。



超短文7題5−5 合鍵

「ねぇシズちゃん」
「あァ?」
「…頼むからいちいち玄関のドア壊すの止めてくれないかな」
「なぁんで俺が手前の言うこと聞かなきゃいけねぇんだ?」
「…だよねぇ。まあそういうとは思ってたんだけどさ。でも俺もいちいち業者に頼むのさすがに馬鹿馬鹿しくなってくるんだよね。今月これで何回目だと思ってんの?っていうかさ、常識的に考えて人様の家に勝手に不法侵入ってのも問題だと思わないの?馬鹿なの?…ああ、馬鹿だったね忘れてたわけじゃないけど」
「うぜぇ黙れ」
「いや、俺は君に人として当たり前の常識を説こうとしているんだよ。あ、君は人間じゃないか」
「よし殺す」

殴る気なのかその辺のものを投げる気なのかは知らないが、静雄の殺意は本物のようなので臨也はやれやれと首を振る。
正論を並べて怒られる筋合いはない。

「と・に・か・く!今度からは用がある時は玄関は壊さずこれで入ってくるように!」

ずいっと目の前に突き出されたものに、静雄は目を瞬かせた。
出鼻を挫かれ殺気も霧散している。

「…これ、貰っていいのか」
「あげるって言ってるんだよ。言っておくけど、これ以上ドアを壊されないためであってそれ以外の意味なんてないからね。誤解しないように」
「………」
「いらないの?」
「…貰う」

ぎろりと睨む臨也に、静雄は困惑したままそれでも鈍い銀色に光るそれを受け取った。


※ツンデレ…?

6月7日(月)
text+1
textにSSひとつ追加。
シズイザ。微ヤンデレなふたり。





新刊がカウントダウンでそわそわしてます。原作好き過ぎてまた一冊読むのに一週間とかかかるんだぜ。そわそわ。
今のところ、予定としては今月いっぱいは毎日更新できそうです。ストックと今書いてるのの数的にはですが。今ギ//スとA/P/H書いてるんでそれ次第。



超短文7題4−4 嘘つき

「シズちゃんの嘘つき」
「………」
「俺、結構楽しみにしてたんだよ?」
「………」
「なのに勝手に食べちゃうとかありえないよ。昨日食べないでねって言ったらわかったって言ったのに!」
「…わりぃ」
「悪いで済むわけないよね。っていうか済まさない。シズちゃんの馬鹿、単細胞!大体君っていつもいつも――」
「……だから悪かったっつってんだろうが」

謝るが罵詈雑言が返るだけで。
しばらくは反省して黙って聞いていた静雄だったが、その文句が高校時代の話にまで遡るに到った辺りでついにキレた。

「……ッ…だああぁうっぜぇぇ!」

…あとは、まあいつも通りの展開だ。


※いろいろレベルが低い。このお題は全然思い浮かばなかった。

6月6日(日)
text+1
textにSSひとつ追加。
シズ⇔イザ。シリアスです。書いてから気付いたのですがこの話、今ちょうど書いてる拍手お礼のやつと設定同じっぽいんですよね…そんなつもりはなかったんですが。





ぼちぼち友人宅の企画参加の準備です。ひさびさのギ//スです。何書こう。
でゅらで今書いてるのはイザシズのお題のやつとシズイザの拍手でやってる連作。あと帝臨帝(静⇔臨)もあったりする…。平行作業中。どうにも無節操さに拍車がかかってる感が否なめない…。

『猛獣の飼い方10の基本』のふたりの設定を1本目に隠しました。ただの俺得設定なので隠してます。どんな設定でも笑って許せるという方、見たい方だけタイトル下の※印のとこからどうぞ。



超短文7題4−3 平行線

「あームカつく。さっさと死んでくれればいいのに」
「はいはい、わかったからさっさと手を出す」
「…痛い」
「捻挫してるんだから当たり前。気をつけないといい加減癖になるよ」
「シズちゃんに言ってよ。毎度毎度わざわざ見つけて追っかけてくるんだから」
「…君がちょっかい出さなければ少しはマシになるかもよ」
「無理。今更だし何より逃げるみたいで嫌だね」
「そうかい」(それが執着だって頭ではわかってるだろうに)
「痛い」
「痛くしてるんだよ」
「…なに怒ってるのさ?」
「君たちのその鈍感さが馬鹿馬鹿しくてね」(さっさと気付けばいいんだ)
「?…シズちゃんはともかく俺が鈍感ってどういうこと?」
「わからないならいいよ」
「感じ悪いよ新羅」
「君に愛想よくしたってしょうがないでしょ」
「………。…ああクソ、シズちゃんの奴ホントさっさと死んでくれないかな」

(静雄も似たようなこと言ってたって言ったらどんな顔するのかな)


※交わらないけど離れてもいけないという話。

6月5日(土)
text+1
textの『猛獣の飼い方10の基本』にSSひとつと+α分追加。
今回いままでで一番オリジナル要素強いです。苦手な方はご注意下さい。基本一話完結なので飛ばしても読めます。

HP改装しました。しばらくはフレームなしでいくつもりです。





アニメ20話見ました。もうすぐ終わるのかと思うと寂しい…
あ、ぱちぱちどうもです。お返事不要でコメ下さった方もありがとうございます。励みになります。



超短文7題4−6 別離

別れることを恐れるのは無意味だ。
ずっと、そう思っていた。
出会った以上いつか別れるのが当たり前で、疑問にすら思わなかった。
だというのに。


「こんなに痛いものだとは、思わなかったな」

見上げた空には満天の星。
かすれた声で臨也は呟き、すんと鼻を啜った。

「シズちゃんのばーか」

切り出した別れに返されたのは小さな応え。
引きとめる言葉がないことに、安堵すべきなのか哀しむべきなのかさえ、もうわからなかった。

「あーあ…俺ひとり馬鹿みたいだ」


※雰囲気だけ小話。

6月4日(金)
main+1
mainにSSひとつ追加。
イザシズです。えろです。…いろいろすみません。地雷な方は避難して下さい。少し反省してます。少し。





明日はくもりだったら先週の庭弄りの続き。今年の家庭菜園はトマトときゅうりとしそといちご。雨だったらまた来週。
あ、明日の更新は『猛獣』か普通にシズイザの予定です。



超短文7題4−5 誕生日

「臨也、これやる」
「なに?」
「…今日は手前の誕生日だろうが」
「あー…そうだったね。でもさ、シズちゃんが俺にプレゼントとか普通にキモい。どこかで頭打った?いや、頭打ったくらいでシズちゃんがどうにかなるわけないか。じゃあ、新羅に変な薬でも飲まされたとか?」
「い・い・か・ら・あ・け・ろ!」
「わお、こわーい」

はいはい仕方ないな。そう言って、きれいにラッピングされた包みを丁寧に剥がし、臨也は出てきた小箱を開ける。
中身はまた小箱だ。ただし、その形状に非常に見覚えがある。

………。どうしよう。俺の予想通りならこれは今すぐ突き返すべきものだ。
冷や汗を流して固まる臨也。だが、目の前の相手は真剣だ。いまそんな行動をとれば、あまり考えたくない結果になりそうだった。
とりあえず、万が一の可能性で予想が外れることを願い、中身を問うことにする。

「ねえ、シズちゃん…。すっっごく聞きたくないんだけど、これの中身って…」
「ちゃんと給料三か月分だ」

すがすがしいほどきっぱり言い切る静雄に、臨也は引く。ドン引きだ。
二人の関係を考えれば、誕生日プレゼントにエンゲージリングとか、本気で笑えない。
重い。重すぎる。軽い気持ちで受け取れるような代物ではない。
天敵の行動が四月馬鹿のそれなら良かったのに、あいにく今は五月で。
臨也は返事待ちなのだろう相手を凝視しながら頬を引きつらせた。
そして呟く。

「…いくらなんでも重いよシズちゃん」


※臨也さんのプロフもう少し早く出てくれたら企画かなんかやったのに!とか思いつつ。

6月3日(木)
main+1
mainにSSひとつ追加。
シズイザで、制作メモを見て書いたはずなのになんか予想と違うことになったブツ。
あとは自分が見辛かったのでシズイザとイザシズを分けました。イザシズはotherと同じ下の方にあります。





絶賛脳内シズ←イザ祭り開催中です。でも文章まで行き着かない不思議。



超短文7題4−1 学校

「…暇だね」
「…暇だな」

静雄と臨也は屋上で寝転がり、ぼんやり空を見上げていた。
雲がゆったりと流れていく。

「シズちゃん、暇だよ」
「ああ、暇だな」

それだけ言って、また沈黙。

「さっき授業終わったみたいだし、昼休みだよシズちゃん」
「そうみたいだな」

「…ねえ君たち」

いつのまにやってきたのか、新羅が声をかけてきた。
そのまま歩いてきて、寝転がる二人を見下ろす。
その視線に呆れの色が見えた。

「学校に来てるなら勉強するふりくらいしたら?」
「今日は気が乗らないからパス」
「………パスだ」

(…まあ僕は別にいいけどね)


※『猛獣』設定。授業をサボって昼寝してたけど途中で目が覚めちゃって授業に戻るのもあれなので暇暇言ってる二人。勉強しろよ。

6月2日(水)
web拍手+4
web拍手差し替え。今回は4つです。
過去のものはmainのclaplogに移動しました。





少し予定より遅くなりましたが拍手差し替えました。時間なくてぐだぐだ感が通常の3割から5割増しぐらいですが少しでも楽しんでいただけましたら幸いです。うっかりフレームなしHPに改装したくなってちまちま新しいの作ってたのが敗因です。反省してます。…さて、いい加減寝よう。



超短文7題4−2 告白

「………」
「………」
「………」
「………」
「…ねえシズちゃん」
「…おう」
「…これって、改めて言うとなるとすっごく恥ずかしいんだけど」
「………」
「やっぱりこう、面と向かっては言えないって言うか…」
「…うぜぇ」
「しょうがないじゃん!っていうか、無理無理無理無理、絶っっ対無理!」
「……臨也」
「な、なにさ。言えって言われても無理なものは」
「好きだ」

…………。

「うわあああぁ!言っちゃったよこの人!しかも真顔で!!」
「煩ぇうぜぇ!俺は言ったんだ、手前も言え!」
「無理!」
「言えっつってんだろうがあぁぁ!!」
「ちょ、暴力反対!」
「待ちやがれ臨也あぁぁ!」


(バタバタと二人分の足音が遠ざかる)


※なんでこんなことになったのかは気にしてはいけません。

6月1日(火)
main+1
mainにSSひとつ追加。
シズイザシズ。どちらでもお好きなほうでお読みください。
あと、日記の小ネタを移動させてmemologに追加。





今月も引き続き強化月間の予定です。友人サイトのお遊び企画に今年も参加してるので何日かは確実に穴が開きそうですけど…。
web拍手は間に合えば日付が変わる頃に差し替え予定。



超短文7題は本日はお休み。