『けもみみパラレル』設定
※オリジナル要素満載注意。
オリジナルの『彼にまつわるエトセトラ』から設定だけ借りたパラレルなんだかパロなんだかよく分からない話。
人間がみんな動物の耳と尻尾を持つ世界とかどうなんだとツッコミつつ書いてた記憶があります…。
しかも同性婚が普通に認められてるし男同士女同士でも妊娠出産が普通という、そんなどうしようもないトンデモ設定な世界です。








>折原臨也
来神学園に通う短毛種の黒い猫族。洋猫混じりの雑種。
高校2年の春に静雄にプロポーズされ紆余曲折あって結婚前提で交際することに…。
龍族と猫族のハーフ(父・猫族、母親・龍族)であり、外見的特長は完全に猫そのもの。猫に生まれたことで親族からは疎まれているらしい。
ただし、両親には普通に愛されて育っており、歪んだ性格の原因は環境以外にあると思われる。
親にも妹たちにも隠しているが能力的には龍族寄りで、龍族の最高位である金色しか持ち得ない支配系能力を有している。どんなことでもほぼ自分の望んだ通りになってしまう能力のせいで(人間ラブのくせに)人間不信気味。
静雄は唯一能力が効かない相手。
九十九屋真一とは幼馴染。
※過去の記録によると臨也の持つ力は生物の寿命以外は支配可能であるらしいとされている。またその力を持つ者は『ケモノの王』と称されることもある。



>平和島静雄
来神学園に通う褐色の毛並みの狼族。父親黒狼×母親褐色狼の純血種。
優れた狼族としての資質と、彼固有の化け物じみた膂力を有する。
臨也の支配能力が効かないが、これは『世界すら変える力への対抗策として生まれるもの※』であるためらしい。
臨也への感情を自覚してからしばらくは告白するか否かで迷ったものの、結局プロポーズを慣行した。高校卒業後に正式に結婚予定。
特記事項:尻尾もこもこふさふさ(笑)
※歴代の支配能力を有する金龍はこの存在を『龍喰らい』と呼ぶ。名前の由来についてはこの物語上では不明となっている。



>竜ヶ峰帝人
臨也の従兄弟。臨也と同じ龍と猫のハーフで猫族。
ダラーズの創始者の一人。真実を見極める能力を持っている。







>>龍族
結婚に向かない種族ナンバーワンの座(…)に輝く種族。東洋の種は龍、西洋の種は竜と表記する。
強い魔力と優れた身体能力・頭脳を有する一方、色欲も旺盛で奔放さと相俟って浮気が絶えない種族。
固有の特殊能力を多く持つが、金>銀>白=黒=青=赤=黄>桃=橙=緑…と、色によってはっきりとした力の格差がある。
臨也の母親と妹2人は銀龍。
出生率の低さから一夫多妻(あるいは一妻多夫)制が国家に認められている種族のひとつ。
本来は勝手気まま性質の種であり誰かに命令されることを極端に嫌うが、その少なさ故に独自の掟を作り種全体を縛ることで辛うじて存続している種でもある。


>>猫族
ネコ科の中のイエネコに分類される種族。個人主義で個性的な者が多い。
能力的には底辺に近い種族であり、犬族と兎族に並び最もポピュラーな種族でもある。
もちろんその中でも格差があり、血統書つきの純血種と違い雑種は魔力や特殊能力はないとされる。
臨也は戸籍上はこの種に属する。


>>狼族
イヌ科の中のイヌ亜科イヌ族に分類される種族のひとつ。その中で狼のみを狼族と呼ぶ。
魔力から変換される高い運動能力と独自の社会性を持ち、上下関係に厳しい。
大きくはタイリクオオカミ(ハイイロオオカミ)とアカオオカミに分類され、静雄はタイリクオオカミ系である。


>>獅子族
ネコ科の中でヒョウ亜科に分類される種族。
ヒョウ、ライオン、ジャガー、トラ、マーブルキャットなどを含める。
特に強調する場合はライオンだけを指すこともある。
婚姻はライオンとトラ以外は一夫一婦制が基本。


>>山猫族
ネコ科の中でネコ亜科のイエネコ以外の種族。
チーター、カラカル、ヤマネコ、サーバル、オオヤマネコ、ピューマなどを含める。


>>犬族
イヌ科の中のイエイヌに分類される種族。狼族の下位種族に位置付けられる。
平均して上位と認めた存在には従順で忠実。規則と社会を重んじる。


>>山犬族
イヌ科の中のイヌ亜科でイエイヌとオオカミ以外の種族。
ディンゴ、コヨーテ、ジャッカル、タテガミオオカミ、リカオン、ドール、タヌキ、ヤブイヌ、コミミイヌなどを含める。


>>狐族
イヌ科の中のキツネ亜科に分類される種族。イヌ科の中ではタヌキとともに数少ない強い魔力を有する種族である。
単独行動を好みイヌ科でありながら群れない。


以下、オリジナルで使用していた設定(反転)
>>龍喰らい
歴史の流れの中で時折現れる謎に包まれた生き物。
オリジナルの設定上では「龍の体に鳳凰の翼、鷲の頭と四肢を持ち、尾は鋭い棘で覆われ、魔力をはじく高硬度の銀色の毛皮を纏う」とされているが、厳密には独自の姿形は持っていない。この設定で行くと、静雄は狼の姿を持つ『龍喰らい』ということになる。
龍を凌ぐ力を持つがゆえに『龍喰らい』と呼ばれるが、基本的に『金龍』にちょっかいを出されない限り特に変化も起きず、本人は外見通りの種族として普通に生涯を全うすることができるらしい。
遺伝子的にはほぼどの種族も『龍喰らい』の因子を持っており、いつどういう要因で生まれる種族が決定されるのかはまったく不明。ただし、一つの世代には一人しか生まれない。
また、理由は不明だが『金龍』は必ず『龍喰らい』より先に生まれる。










※元々がオリジナルの設定の転用なのでいろいろごちゃごちゃです。