狂愛
※R-18。注意事項:鬼畜、強姦、3P。
烏さまリクエスト「静+帝×臨の3P(裏)」…の没バージョン。
臨也さんが酷い目にあってます。あと基本やってるだけです。すみません。
結構酷い内容ですので苦手な方はお戻りください。





































首にある違和感の原因を引っ張られて、臨也は低く呻いた。
じゃらりと金属音が響く。
全裸に首輪だけをつけられた姿で二人の人間に身体を弄り回されて。
臨也は嫌だと何度目かも分からない拒絶の言葉を吐く。



「静雄さんと僕で、あなたを共有することにしたんです」
そう言われたのはほんの数十分前のことだ。
静雄に腹を殴られて気を失って。
意識を回復した臨也が見たのは自分の所有する隠れ家のひとつ、その天井で。
首に違和感を感じて手をやれば、太くて重い首輪がそこを覆っていた。
そして、目の前の相手に問うた、その答えがそれだった。
「きょう、ゆうって…俺は、君たちのもの、じゃ…ない」
「そうですね。でも、今日からは僕たちのものになるんです」
にっこりと笑って言った相手の目に宿る狂気じみた色に。
臨也は全身を硬直させて、されるがまま服を剥ぎ取られたのだった。



「や、めっ」

静雄と帝人の手が胸や尻を這い回るたび、ぞくぞくと悪寒とも快感ともつかないものが走り抜ける。
媚薬だと説明されて無理やり口移しで飲まされた薬はすでに完全に吸収されてしまったらしく、臨也は先程から快楽を持て余し気味の状態で。
そんな中でわざと緩く勃ちあがるものだけを避けて触れられ続けて、思考はどろどろに蕩けてしまっていた。
それでもまだ残る理性で必死に逃げる機会を探して足掻く。
だが、そんなないに等しい抵抗など静雄にも帝人にもただ自分たちを煽るものにしか見えなった。

「やだっ…あ、……やめッ」
「大人しくしてください。あまり酷いことはしたくないんです」

もう充分酷いだろうが!
そう罵ろうとした臨也の口に指が進入してきて、結局言葉はただの苦鳴に変わる。

「ぅ…んッ…うぅ」
「舐めてください」
「ふ…ぅ…」

薬で強制的に昂ぶらされた身体はさらなる刺激を欲しがっていて。
指先で舌を嬲られることにさえ鳥肌がが立つほどの感覚を得る。

「んんっ…ッ…は、ぅ」



何故こんなことになったのか。
今臨也を拘束し、その身体を好きにしている二人。
ダラーズの創始者、竜ヶ峰帝人。
池袋の自動喧嘩人形、平和島静雄。
二人が自分にこんなことをする理由が思い浮かばず、臨也は混乱した頭で必死に考える。
天敵の静雄は別として、帝人とはそれなりに…表向きは…友好な関係を築いていたはずだ。
少なくとも、この二人に臨也をこんなふうに襲う理由はないはずで。
だと言うのに、何故――。



「な、んでっ…帝人くんッ」

指が出ていくと同時に叫ぶように問う。
答えは、下肢への暴虐だった。

「ヒッ…ゃ、だ…っ…」

爪の先でぐりぐりと先端の穴を抉られて、痛みと僅かな快感に啼かされる。
だが、その手もすぐに離れていき、

「臨也」
「ヤッ…しずちゃ…」

静雄に身体を押さえつけられ、床に這わされる。
白い肌の上を指が這い、悲鳴じみた声が漏れた。

「静雄さん。先に慣らさないとすぐには挿りませんよ」
「あ?…ちっ、面倒だな」
「っ…ふぁ……や、ヤッ……くぅ」
「臨也さん、せっかくいい声なんだから声殺さないで下さい」

下腹を撫でられてビクッと慄いた身体を笑われる。

「あッ……く、ぅッ……ッ………痛ッ」

潤いのない体内に潜り込んできた指に苦痛の声が漏れる。
ずるりと無理やり押し入った指は静雄のものだ。
今まで味わったことのない種類の苦痛に臨也は引き攣った悲鳴を上げて。
身を捩ったことで目尻に溜まっていた涙が零れた。

「大丈夫、すぐに痛みで感じる身体にしてあげますよ」

耳元で恐ろしい言葉が囁かれる。
くすくすと楽しげに笑いながら帝人は臨也の頬を撫で上げ、ことさら優しい声で臨也を絶望に突き落とす。

「その内、自分からしてくださいっておねだりするようになりますよ」






「ッ…くっ……ぅぐ」

喉の奥まで押し込められた熱を、臨也は酸素が足りずに朦朧としたまましゃぶる。
何度もえずいて胃液が逆流してくるが、喉を帝人のそれに塞がれているため吐くことも叶わなかった。
開放されたくて、必死に舌を使って奉仕する。

「ずいぶんイイ顔してんじゃねぇか」

後孔を弄りながら静雄が背に圧し掛かって顔を覗き込む。
自分がどんな顔をしているかなど知りようもなかったが、そうとう酷い顔なのだろうと推測し。
口を犯し続けるもののせいで「見るな」と叫ぶことさえできず、臨也は静雄から視線を逸らした。

「後ろ、そろそろ大丈夫じゃないですか?」
「あー…今、指三本ってとこだ」
「じゃ、もう挿れちゃっていいですよ」
「そうか?」

遠慮する気はないのか、静雄はあっさり頷いて臨也の足の間に割り込む。
ぴとりと熱が後孔に当たる感触に、臨也は身震いした。

「ん、うぅっ」

嫌だと身体を揺すって拒否しようとしたが、その前に行動を読んだ帝に頭を押さえられてしまう。

「ダメですよ臨也さん。あなたはこれから静雄さんに犯されるんです。それが終わったら僕もしてあげますから頑張ってくださいね」

柔らかく髪を撫でながら告げられる言葉に、臨也は怯えの表情を浮かべて目で許しを乞う。
だが、帝人は笑って首を振るだけだった。
一応初めてだからじっくり慣らしてあげたんですよ。と恩着せがましく言われても感謝など出来るはずもない。

「挿れるぞ」
「ええ、どうぞ」

挿れられる本人の意思と一切関係ないところで交わされる会話。
ぐっと後孔に押し付けられた静雄のそれがゆっくりと沈み込んでくる。

「んっ…ぅううッ」

押し開かれる痛みと圧迫感。
苦痛しかないそれは、口を塞がれていなければ無様な悲鳴が上がっただろう。
歯を食いしばりたかったが、もし帝人のものを噛むようなことがあればお仕置きと称して酷いことをされるのは先に経験済みだった。
ほんの少し歯が当たっただけで責め苦が倍の時間に増やされたことを思い出し、臨也は抵抗を諦める。
見開かれた目から零れ落ちた涙を舐め取って、静雄が臨也の背に圧し掛かったまま笑う。

「はっ、どんな気分だ?臨也くんよぉ?」

臨也の身体の負担など考えない挿入は止まることなく続けられ。

「ん…全部入ったぜ?」

つ、と後孔の周りを指で辿られながらそう言われて、静雄の性器が自身の内に埋め込まれたことを理解させられる。
その言葉に頷いて、ぼろぼろと涙を零す臨也に帝人が微笑みかけてきた。

「たっぷり可愛い声を聞かせてください」

楽しみにしてますから、という声は残酷で容赦ない。

「泣き喚いてもいいぜ?」

背後でそう言った静雄が律動を開始する。
動くたびにぐち、と粘着質な音を立てる結合部。

――なんで…どうして…。

痛みと苦しさと薬がもたらす強制的な快楽に泣きながら、臨也は何度もそう繰り返した。
時間の感覚はすでに曖昧で、始まってからどれくらい経つのかさえ分からない。
臨也はただ、喉を、後孔を、それぞれ陵辱されて苦しさに呻くしかなかった。

「先、イきますね。ちゃんと飲んでくれたらこっちも弄ってあげますよ?」

帝人がこっちと放置されてとろとろと淫液を溢れさせる臨也のものに僅かに手を掠める。

「ふ……うん…んッ」

走った感覚に甘い息を漏らす暇さえなく、喉の奥にぐっと帝人のそれが押し付けられた。
瞬間逃れようと引いた頭を両手で押さえ込まれ固定されて、そのまま激しく抜き差しされる。
頬の裏側や上顎に擦り付けるように動かれて、がくがくと頭が揺れて気持ちが悪い。

「んーッ…んぐッ……ッ…んんっ」
「…ッ」

喉奥に熱が叩きつけられて、臨也はビクリと身体を硬直させた。
独特の苦味と酸味と生臭さにえずく。

「ッ…ふ、…ぅ」
「飲んで」

嫌だと首を振りたかったが、後ろからの律動は止んでいないせいで固定された手を振り払うだけの力が入らない。
口内に居座るそれに早く出て行って欲しくて、臨也は吐き出された精液を嚥下した。
こくり、こくりと何度かに分けて飲み込んで、喉に絡む気持ち悪さを眉を寄せ耐える。

「いい子でしたね」
「は、…あ……んぅ」

口の苦しさが去ると、今度は下肢の苦しさが増す錯覚を覚えた。
先程まで分散されていた苦しさが一点に集中して、臨也は苦痛に喘ぐ。

「ふ…うぅ…ッ……あ、あ」

酷い圧迫感に呻いていると、帝人の手が下肢に伸ばされた。
苦痛の中でも萎えていなかったそこを優しく撫でられて腰が震える。

「あ、ぁ……ん……ッ」
「ッ…あんま絞めんな」

耳元を静雄の吐息が掠めて、ヒクリと後孔が収縮した。
撫でるように触られて先端から溢れ出た体液が床を濡らす。

「し、ずちゃ…ッ!」
「…ここ、か?」

ぐりぐりと反応した箇所を攻められて、臨也は引き攣った嗚咽を漏らした。

「あ、あ、あ」

掠れた声で鳴いて、縋るような目を帝人に向ければ、指先の動きが早まる。
ぐちゅぐちゅと音を立てて擦りあげられて、与えられる刺激に後孔の静雄を締め付けてしまう。
先程までは痛みと気持ち悪さだけのはずだったそこが、前立腺を抉られる快感に収縮していて。
誘い込む動きを笑われた。

「は、これがいいのかよ変態が」
「あ、やぁっ…ちがッ」
「違わねぇだろうが」

がつんと奥まで叩きつけるように押し込まれて、太いそれが内壁を擦っていく感覚に喘ぐ。

「気持ち良さそうですね」
「ん…慣れりゃ、こっちでもイけるんじゃねぇか?」

くすくすと笑い合う二人の言葉は、もうどこか遠い世界の出来事だった。
今の臨也は快感に苛まれ、紙一重の苦しさに涙を流すことしかできなかった。

「しずちゃ、ん……みかどくん……ッ」
「イきたいですか?」

問われて素直に首を振る。
このままでは狂ってしまいそうだった。

「は……ッ…も、ムリ……イく…イかせて、おねが…ッ…あ、あッ」

自分が今どんな格好でねだっているかなど、考える余裕はなかった。
臨也はただ過ぎる快楽から逃れたい一心で懇願する。
楽しそうに細められた帝人の目がとろとろと白濁交じりの蜜を零すそこに注がれて。
爪の先がそこを弄り回した。その頭の中が白く染まるような衝撃に。
ぐちゃぐちゃと水音をさせる後孔を静雄に嬲られながら、臨也は艶やかな喘ぎを零す。

「おねが、い…ッ…も、これ、やだッ」
「そうですね…どうしますか静雄さん?」
「あー…まあ、いいんじゃねぇか…最初だしな」

背後の静雄が頷いて、帝人が臨也の頭を撫でながらぼろぼろと涙を零す赤い瞳に笑いかける。

「じゃ、イかせてあげますから、声殺さないで下さいね?」
「ん…」

ろくに考えないままこくりと頷く臨也の目元に口付けて。
帝人が体勢を変えようと動き、それに合わせるように静雄は臨也の両足を抱えて抱き起こした。
足を開かれ性器から結合部まで全てが見える状態にされても、臨也にはもう抵抗する気力は残っていなかった。

「あぁッ…あ、ん……アッ…は、ぁ」

ぐちゃぐちゃと卑猥な音が中と外からして、とろりと白濁が滴り落ちる。

「ッ…気持ちいいのかよ?臨也くんよぉ?」
「ん…あ、イイ……きもち、い…ッ」
「はっ、こりゃダメだな。飛んじまってる」
「可愛いからいいと思いますよ?」
「…まあ、悪くはねぇけどなぁ」

二人が勝手なことを喋る間も臨也の嬌声は止まらない。
蕩けた顔で紡がれる卑猥な声に、静雄と帝人は顔を見合わせて笑った。
薬と快楽ですっかり飛んでしまった臨也は自分が何を口走っているか理解してはいないだろう。
二人はこれが見たかった。そして、これを自分たちのものにしたくて手を結んだのだ。

「イク…も、イクから……アッ」
「分かったから、イっちまっていいぞ」
「ぅ…あ、あ……ッ…くっ…アアァ――ッ」

一際強く中と外両方を刺激されて、白くスパークする脳裏。
何度も激しく貫かれ、揺さぶられて、突き上げられて。
ビクビクと身体を震わせて、臨也は絶頂に達した。
その強い絞めつけに、静雄も熱を開放し奥深くに白濁を流し込む。

「ふ…ぅ…んん」

開放の余韻に浸る臨也の髪をやさしく撫で上げる指。
その感触にほっと息をつく。

「あー…こりゃまた随分派手にイったな」

床がびちゃびちゃだぞと喉の奥で笑うように言われても、今の臨也は指一本動かすのが億劫で反応できなかった。
ぐったりと静雄に背を預けまどろみかけている臨也に、帝人が口付ける。
深く舌を絡めるそれに、臨也はぼんやりしたまま素直に応じた。
ピチャピチャと音を立てて自らも舌を絡め、微かに感じる快感に目を細める。

「ふッ…う」

流し込まれた唾液を素直に飲み込んで、はふ、と小さく息を吐く臨也はそれがどれだけ二人を煽るか理解していなかった。
ずるりと後孔から静雄のものが引き抜かれ、白濁をたらたらと零しながら小さな喘ぎを漏らす姿に。
加虐的な色を濃く浮かべた目で帝人が言った。

「じゃ、次は僕の番ですよ?」

え?と言われた言葉に首を傾げる間も与えられず。
臨也は位置を交代した二人に再度口と後孔を犯され嬲られることになった。


だが、臨也は最悪の相手に囚われたことをまだ知らない。
二人の自分に対する執着がどれほどのものか。
二度と二人から逃れることが叶わないことも知らず、今の臨也はただ喘ぐことしかできなかった。












※強姦→監禁ルート一直線。


ええと…バッドエンドです。でも愛はあるんですよ愛は。歪みきってるけど…。
…すみません。いまさらですが、さすがに自重したほうがいい気がしてきました。